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検証記録観測日: 2026年7月16日

分娩実績の自主公表はJALAの隙間を埋められるか——大阪22施設の全数調査

公的一元化先であるJALAに分娩実績の件数開示が無い大阪の22施設について、公式サイトの自主公表から件数を補完できるかを全数調査した。数値の公表は4施設(約18%)にとどまり、期間表記も揃わなかった。

無痛分娩の施設別件数について、公的な一元化先はJALA(無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)の施設情報公開に集約されています。ではJALAに件数開示が無い施設は、公式サイトの自主公表から補完できるのか。大阪府の該当22施設を全数調査しました。

結果は、数値の公表あり4施設(約18%)、数値はあるが確定できない記載2施設、記載なし15施設、URL登録なし1施設でした。公表されている場合も、期間の表記は年度・月間・開院以来の累計と揃わず、概数の場合もあり、施設間で比較できる形式はありませんでした。

この調査から言えるのは、自主公表による補完の余地は限定的であり、施設別の無痛分娩件数を比較可能な形で知る経路は、実務上JALAへの開示にほぼ一本化されているということです。当サイトの分娩データベースが件数をJALA由来の値で掲載し、開示期間を必ず併記している理由もここにあります。

関連

この調査の位置づけと制度的な背景は、記事「無痛分娩の件数は、なぜ調べにくいのか」で整理しています。JALA由来の件数と開示期間は「無痛分娩・分娩施設データベース(大阪府)」の各施設ページに掲載しています。

個別施設の調査結果は公表せず、集計のみを掲載しています。